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「魚探×ARグラス」はアリ?検討してわかった最適ルートと注意点

nakagawa

船釣りで「ソナー映像(魚探画面)を別デバイスに映し出してリアルタイム確認する方法」を、ブログ記事として一度スッキリ整理します。最後に、目的別のおすすめ機種も具体名でまとめます。


nak(筆者)
nak(筆者)

興味あったので調べてみました。実際にチャレンジはできてません。(結構お金かかるのでね…)
やってみたよ!という方、ぜひお話し聞かせてください!

ARグラスにソナー映像出せたらいいよね

私の場合カヤックによく乗るのですが、ずーっと魚探を見ながら釣りするのは疲れてしまいます。また、操船などもあるのでずっと見てることもできません。
そこで「ソナー画面をARグラス側へ出す」と、視線移動が減って釣りに集中できそうだと考えました。

  • 小さな反応を逃したく無い
  • デッキはできるだけスッキリさせたい

注意が必要なのは、“Wi-Fi/Bluetooth対応=画面が出る”ではないこと。
実際にソナー映像を出せる方法は、大きく次の3つにあるようです。


方法1

魚探の「画面ミラー(リモート表示)」でソナーをスマホへ出す

仕組み

魚探本体の画面を、アプリでそのまま複製します。
つまり本体でソナー画面を開いていれば、スマホ側にもソナー映像が出ます。

代表例

  • Lowrance:公式サイトで「接続した魚探をアプリでミラー&リモート操作」できる旨が明記されています。
    さらに、Elite FSは本体にWi-Fi内蔵であることが仕様に載っています。
  • Raymarine:RayControl の説明に「ソナーを含む表示をリモートで表示/操作できる」旨が書かれています。
    公式サイト側でもモバイル端末をAxiomのリモート表示にできる流れが示されています。
  • Garmin:ActiveCaptain のHelm機能は「チャートプロッタの任意画面にアクセスできる(=ソナー画面も対象になり得る)」とサポートに記載があります(※ただし機種対応は要確認)。
    ECHOMAP UHD2はActiveCaptain接続手順(Wi-Fi ONなど)がマニュアルにあります。

運用のコツ

  • 無線区間が増えるほど途切れ要因が増えるので、スマホは魚探の近くに固定(艇内のコンソールに入れたほうがよさそう)。
  • 発熱注意

方法2

そもそも「スマホにソナーを出す設計」の“キャスト型ソナー”を使う

魚探本体を持たず、ソナー送信機がWi-Fiでスマホに直接データを送るタイプです。
カヤックとの相性が良いポイントは「配線が少ない」「設置が楽」なこと。

  • Deeper:Deeper Sonar PRO+ 2は「自分でWi-Fiを発してスマホと接続」「最大100mスキャン/100mキャストの説明」が公式にあります。
  • Garmin:STRIKER Castは取説の仕様に「無線レンジ60m」「水深レンジ〜45m」「周波数260/455kHz」などが明記されています。

方法3

魚探 → 外部ディスプレイ/ARグラスへ「映像出力」する(条件付き)

ここは誤解されがちですが、魚探側にHDMI OUTなどの映像出力がある場合に限り、外部表示が成立します。
(カヤック用途で“魚探専用機”にHDMI OUTが付くケースは多くありません。付いているのはMFD系が多い印象です。)

このルートは配線・給電・防滴をちゃんと組める人には強い一方、機材点数が増えるのでカヤックでは“お手軽”ではないです。


どれが現実的な最適解?

カヤックで「リアルタイムにソナー映像を確認」したいなら、現実的にはこの優先順が失敗しにくいです。

  1. 方法1(画面ミラー):魚探本体も使える+スマホにも出せる
  2. 方法2(キャスト型ソナー):機材と配線を減らして運用したい人向け
  3. 方法3(映像出力):条件が揃う人の“玄人向け”

そしてARグラス表示まで視野に入れるなら、まずは 「スマホにソナー画面を出せる」状態を作るのが最短ルートです(その先で“スマホ画面をARグラスに表示”へ拡張しやすい)。


具体的なおすすめ機種(目的別)

A. 「ソナー画面をスマホにミラーしたい」人向け

  • Lowrance Elite FS 7:本体Wi-Fi内蔵&公式アプリでミラー/操作の方向性が明確。
  • Raymarine Axiom 7:RayControl等でソナー含むリモート表示/操作が明記。
  • Garmin ECHOMAP UHD2(7インチ級):ActiveCaptain接続の導線がマニュアルにあり、周辺連携の土台がある。
    ※Helm(画面リモート)が使えるかは「対応機種」条件があるので、買う前に必ず確認。

B. 「配線を減らして、スマホでソナーを見たい」人向け

  • Deeper Sonar PRO+ 2:自前Wi-Fiでスマホ接続、キャスト/スキャン距離の説明が明確。
  • Garmin STRIKER Cast:無線レンジ/深度レンジ/周波数が取説に明記されていて設計が読みやすい。
nak(筆者)
nak(筆者)

Garmin STRIKER Castでスッキリさせるのなかなか良さそう
チャートプロッタがないのは辛いが、スマホで補えばなんとかなるかも

C. 「Navico系で揃えたい」人向け(ミラー前提の発想)

  • Simrad GO7:Navico系で構成をまとめたい人向け(ミラー可否は機種/アプリ/世代で差が出るので、購入前に“ミラー対応”表記を要確認)。

購入可能な機種

Lowrance Elite FS 7(魚探/ソナー)

Lowrance Elite FS 7(魚探/ソナー)

Garmin ECHOMAP UHD2(7インチ級)

Garmin ECHOMAP UHD2(7インチ級)

Raymarine Axiom 7(ソナー対応MFD)

Raymarine Axiom 7(ソナー対応MFD)

Deeper PRO+ 2(投げる魚探)

Deeper PRO+ 2(投げる魚探)

Garmin STRIKER Cast(キャスト型ソナー)

Garmin STRIKER Cast(キャスト型ソナー)

Simrad GO7 XSE(Navico系)

Simrad GO7 XSE(Navico系)

Simrad GO7 XSR(Navico系)

Simrad GO7 XSR(Navico系)

Garmin ECHOMAP UHD73sv(参考)

Garmin ECHOMAP UHD73sv(参考)

買う前のチェックポイント

  • 「Wi-Fi/Bluetooth」ではなく、アプリ機能に “Mirroring / Remote display / Helm” があるかを確認
  • キャスト型は「配線少ない」代わりに、スマホ運用が前提(バッテリー/防水/日差し対策は必須)
nak(筆者)
nak(筆者)

魚探購入は技適マークついてるかチェック!


仕様比較(補足)

AttributeLowrance Elite FS 7(魚探/ソナー)Garmin ECHOMAP UHD2(7インチ級)Raymarine Axiom 7(ソナー対応MFD)Deeper PRO+ 2(投げる魚探)Garmin STRIKER Cast(キャスト型ソナー)
基本カテゴリ据置魚探(表示器)据置魚探/表示器据置MFD(ソナー対応)キャスト型ソナーキャスト型ソナー
画面サイズ/表示7″ IPS(解像度800×480)—(製品により)7″(型番体系)スマホ表示スマホ表示
Wi-Fi(本体)内蔵 802.11 b/g/nActiveCaptain設定でWi-Fi ON手順ありWi-Fi対応モデル+アプリでリモート表示の説明あり自前Wi-Fiを発して接続2.4GHz/無線レンジ60m
スマホへソナー“画面”を出せるかLowrance Appでミラー/操作(本体でソナー画面→スマホもソナー)Helmは機種対応あり(UHD2での可否は要確認)RayControlがソナー含むリモート表示/操作を明記そもそもスマホが表示器そもそもスマホが表示器
電源12V DC(10.8–17V)9–18V DC内蔵バッテリー(最大〜9時間等の説明あり)充電式(詳細は取説仕様)
防水/耐水(公称)IPX7(IEC 60529)
カヤック適性(ざっくり)本体+振動子設置が必要本体+振動子設置が必要本体+振動子設置が必要配線少・設置楽配線少・設置楽
おすすめ用途「本体も使いつつ、スマホにソナーを出したい」Garminエコシステムで揃えたいリモート表示込みで運用したい手軽に“ソナーだけ”欲しい仕様を見ながら手軽に始めたい

おすすめARグラス 3つ

1) XREAL Air 2 Pro

推しポイント:水面反射に強い“段階調光”
0% / 35% / 100% のエレクトロクロミック調光が明記されていて、屋外で画面が白飛びしにくいのが強みです。重さ75g、120Hz、明るさ500nitsなど基本スペックも公式ページに載っています。
防水について:公式スペック上でIP等級が明記されていないため、防滴なし前提で扱うのが安全です(しぶき・雨は避ける)。

2) VITURE Pro XR

推しポイント:とにかく“明るさ・視認性寄り”
日本公式ストアで「135インチ相当」「120Hz」「4000ニット(体感輝度1000ニット)」といった表示性能が前面に出ていて、屋外で見たい人に刺さるタイプです。
防水について:少なくともAmazonの商品情報では “Not Water Resistant” と明記されています。

3) Rokid Max 2

推しポイント:ARグラスの選択肢として“幅を持たせたい”人向け
「映像入力型ARグラス」の定番候補として比較対象に上げやすい枠。
防水について:販売店やモデル差で情報が揺れやすいので、IP等級が公式に明記されているかを買う前に要チェック(不明なら防滴なし前提で運用)。


“防水”の考え方

映像入力型のARグラスは 耐水を前提に作られていないことが多いです。なので対策が必要。

  • 「常時装着」ではなく「必要な時だけ掛ける」
    (離岸・着岸・波被りがあり得る時はしまう)
  • ケーブルは 引っ掛かったら外れる工夫(短め配線+クイックリリース)が安全
  • 「IPX4」でも基本は“しぶき程度”に耐えれるらしい。

どれを選ぶべき?

  • 日中の屋外視認性を最優先 → XREAL Air 2 Pro(段階調光が強い)
  • 明るさ・表示の押し出しで選ぶ → VITURE Pro XR(ただし非防水表記あり)
  • 比較枠として候補を広げる → Rokid Max 2(防水等級は“明記があるか”確認してから)

AttributeXREAL Air 2 Pro AR VITURE Pro XR/AR Glasses – 135″ 120Hz 1000Nits UltraClarityRokid Max 2 AR Glasses
主用途映像入力型ディスプレイ映像入力型ディスプレイ映像入力型ディスプレイ
リフレッシュレート120Hz120Hz
明るさ表記500 nits4000ニット(体感1000ニット)
屋外向け機能3段階調光(0/35/100%)高輝度訴求
重量75g
防水/耐水の明記—(IP等級の明記見当たらず)“Not Water Resistant”
入力方式USB-C(映像入力型)USB-C(映像入力型)USB-C(映像入力型)
nak(筆者)
nak(筆者)

色々考えるだけで楽しい!
以上、魚探をARグラスでみるれたらいいなの調査記事でした。

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